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議場への「日の丸」掲揚 保守会派が強行

 議会運営委員会は、「日の丸」(国旗)を議場に掲揚することを決定しました。新潟クラブ、市民クラブの保守2会派の他、公明党議員団が賛成。共産党議員団、市民連合、改革ネットは反対しました。
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 「日の丸」掲揚問題は、6月8日の議会運営委員会(議運)で新潟クラブの委員が「他の政令市は国旗を掲揚している」と提起したことが発端に。その後、各会派が検討するなか、本日の議運で委員長が「議論は尽きた」と採決を迫り、これを受け、各会派間の話し合いがおこなわれました。
 話し合いで、共産党の渋谷議員は「きちんと議論をつくして、結論を出すべき」と強調。市民連合は「3分の2以上の議員の賛同があれば、議長裁量で認めてはどうか」と、日の丸の掲揚を事実上容認する折衷案を提案し、これには公明党議員団も、改革ネットも同意しました。
 新潟クラブと市民クラブは、「(会派間の話し合いではなく)あくまで議運で決めるべき」と多数による採決の強行を譲らず、話し合いは物別れとなり、議運による採決となったものです。

議論ないのに、「議論は尽きた」と強行

 議運では、共産党の小山議員が「8日、15日、20日とひらかれた議運では、この問題で意見を述べているのは共産党議員団の目崎議員だけだ。議論がつくされたというのであれば、どんな議論があったのかを確認したい」と委員長に見解をもとめました。委員長は「議論は精力的につくした」と繰り返すだけで、議論の中身について語ることができないまま、賛成多数で採決を強行しました。
 党議員団の渋谷明治議員(団長)は、「日の丸の問題は、国旗・国歌法の議論でも国論を二分しています。議会は、市民の多様な意見を反映させる『言論の府』であり、実質的な議論もなしに、数の力で議場に日の丸を掲揚するような暴挙は許されません」と語っています。

議運での目崎議員の討論(6月15日)(WORD文書)