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本会議記録

2002年06月議会建設常任委員会質問

日本共産党市会議員団
目崎良治議員


 2002.6.27建設常任委員会所管事務説明

質問者 日本共産党議員団 目崎良治


鳥屋野潟排水機場の運転管理について


1. 親松排水機場、鳥屋野排水機場、それぞれの管理主体は?

2. 両排水機場の連絡・連携体制は?

3. 両排水機場のポンプ起動水位は?

4. 鳥屋野潟排水機の排水量は計画基準雨量、年確立雨量のどのくらいに相当するか?

5. 鳥屋野潟の水量約350万?、洪水警戒体制水位はどのくらいか?

6. 両ポンプ場の一体管理および鳥屋野潟ポンプ場の低水位運転を求める。

鳥屋野潟排水機場沿革

2002.5.29 通水式 6/1〜9/30 洪水期の暫定運転開始

2003.3.31 竣工予定(平成14年末)

1.亀田郷は約1万ha(99.8q2)うち、農地4800haであり、その2/3は海抜0m以下。

2.住民の生命・財産は排水機によって守られている。

3.気象業務法により、新潟地方気象台は下越平地部に対して、大雨注意報(洪水注意報)は
  20mm/H・35mm/3H・70mm/24Hを超える降雨予想時に発令される。
  大雨警報(洪水警報)は40mm/H・70mm/3H・140mm/24H・総降水量100mmに発令される。

4.平成10年8月4日の集中豪雨時
  最大97mm/時、265mm/日の降雨だった。
  この雨が亀田郷全体に降ったと仮定すれば、

@ 97mm/時 → 970万?/時
A 265mm/日 → 2,650万?/日 となる。
当時の排水能力は、親松排水機場のみ稼動で
B 60?/秒×3,600秒=21.6万?/時 →@の約1/45の能力
鳥屋野排水機場の完成により
C 40?/秒×3,600秒=14.4万?/時 の排水増となり
D B+C=36万?/時 → @の約1/30の能力
降水量265mm/日時の排水能力は
E 親松排水機場のみ稼動 60?/秒×3,600秒×24H=518万?/日
→ Aの1/5
F 両排水機場稼動 100?/秒×3,600秒×24H=864万?/日
→ Aの1/3
G Cの時間当り、Fの日量当りでみても今までの集中豪雨に対応できないことが明らかである。
⇒年確率1/50となる。
8・4集中豪雨と同様なことが起きれば、確実に湛水する。


5.最大の問題点は

@ 親松排水機場は平常水位−2.5mを維持するために、降雨で水位上昇2cmごとに一台ずつ増強排水運転に入る。
A 鳥屋野潟の洪水警戒水位は−2.3m
B 鳥屋野潟排水機場の運転開始は、1台目 −2.2m、2台目 −2.18m
C 何故、親松排水機場のポンプが全機運転に入った後、水位が16cmも上昇しなければ、鳥屋野潟排水機場のポンプが運転に入らないのか。大雨の時は一刻も早く運転に入らない限り、前述のように排水が間に合わなくなります。(水位16cmは水量約29万?に相当する。)
D しかも、洪水警戒体制に入って更に10cmも上昇しなければポンプが運転に入らないのというのはおかしい。


6.経済的運転について協議があったと言われるが、鳥屋野潟排水機場のポンプの動力は電力ではなく、
  ガスタービン駆動になっている。

  燃料は軽油で600L/時・台→14.4kL/日・台、2台運転では28.8kL/日、約30kLである。

  軽油80円/Lとすれば約240万円/日となり、これが「もったいない」というのではないか。

  そのために、運転をできるだけおくらせるという考えはないのか

7.@管理協定、運転操作基準、規則の策定に周辺市町村の参加する資格が無いこと自体問題である。

  A水害を未然に防止するためにも、鳥屋野潟排水機場は早く(低水位)運転に入るよう国に求めよ。

所管事務説明要旨

1.親松排水機場、鳥屋野排水機場、それぞれの管理主体

  →親松排水機場は農林水産省所管で新潟県農地部に維持管理委託している。

  鳥屋野潟排水機場は国土交通省所管としている。

2.両排水機場の連絡・連係体制はどうか

  →各管理者の管理範囲も含めた、管理協定書・細目確認書を3月に締結する予定

  操作規則で基本的に定めるものは起動水位・停止水位が具体的に定められる

  ※関係機関とは、農林水産省北陸農政局信濃川水系土地改良調査管理事務所

3.両排水機場のポンプ起動計画水位は?

  →親松排水機場は「現行」操作規則により起動・停止

  現行排水機起動水位 既設15?/秒×4台

  常時用ポンプbP  TP−2.42起動  −2.5 停止

  常時用ポンプbQ  TP−2.4 起動  −2.48停止

  洪水用ポンプbP  TP−2.38起動  −2.46停止

  洪水用ポンプbQ  TP−2.36起動  −2.44停止

  ・鳥屋野潟排水機場はTP−2.20以下で起動すると計画されている

  既設20?/秒×2台

  ・操作規則は関係機関と調整し定めるとしている。

  洪水警戒体制は

  潟水位計TP−2.3m、1時間雨量20mm、3時間雨量35mmのいずれかを観察した場合、
  洪水警戒体制に入る。

  1台目のポンプをTP−2.20mで起動

  ポンプbP  TP−2.20起動  −2.42停止

  ポンプbQ  TP−2.18起動  −2.40停止

4.鳥屋野潟排水機の排水量は計画基準雨量、年確立雨量のどのくらいに相当するか

  →各超過洪水の実績から計算して排水量を機場を計画

  S42.8.28 (実績潟最高水位−0.86m)

  S53.6.26 (実績潟最高水位−1.40m)

  H10.8.4  (実績潟最高水位−1.52m)

  各水害の潟水位及び流域内探水深を計算して計画

  この際(HWL)TP−0.5m

  二日間降雨量230mm 計画降水確率:1/50に対して無湛水

  鳥屋野潟排水機場の排水量はQ=40?/S

  ※激特計画から流域の床下浸水を許容するものの、床上浸水は解消する。

5.鳥屋野潟の水量約350万?、洪水警戒体制水位はどのくらいか(200万??)

  →常時維持水位 T.P−2.50m

  計画高水位  T.P−0.50m (貯留可能水位)

  2m×1.8ku(鳥屋野潟総面積)=約350万?

6.両ポンプ場の一体管理および鳥屋野潟ポンプ場の低水位運転を求める。

  →操作規則を定める中で関係機関と調整し連携を図りたい。


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